HTMLの記述ルール
HTMLでは、
タグというマークをつけ文章に意味づけをしています。
HTMLの仕様はWeb技術の標準化を行う世界的な団体W3Cによって定められています。
ChromやSafari、Edgeなどを提供しているブラウザベンダーは
W3Cの提案に沿ったブラウザ作りを進めているので
この決まりに従ったHTMLを記述する必要があります。
基本的な記述のルール
-
- 『<』と『>』の間にはタグの種類を示すキーワードを記述する。
- タグは原則として開始タグ、終了タグの2つ1組として使用する。
- 開始タグから終了タグまでをひとまとまりとして、それを要素と呼ぶ。
- 開始タグの『<』の後はスペースを開けずにキーワードを続ける。
- 『<』と『>』、タグや属性名などには半角文字を使用する。
- 属性は要素名の右に半角スペースを入れ、属性名を記述する。属性値は属性名と=でつなぎ「””」で囲む。
基本タグの書き方
<p>Hello!</p>
↑開始タグ ↑終了タグ
要素
<p align= "center">ここに文章を入れる</p>
↑属性名 ↑属性値
※終了タグのない空要素もあります。
<br>など
HTMLのファイル名のルール
ファイル名は「半角英数小文字.html」
ファイルはインターネット上で使用するため全世界共通の半角英数字を使用する。
拡張子は「.html」または「.htm」
ファイル名に記号は使用しない
ファイル名には「*」「<>」「+」などの記号や「空白」「tab」は使用しない。
※記号の中でも「_」「-」だけは使用することができる。
「indec.html」は特別なファイル名
サイトやフォルダのトップページは一般的に「index.html」と名前をつけると
Webサーバーや検索エンジンがトップページとして認識する。
文字コードについて
HTML などのコードを記述していく際には、
文字コードの指定が必要となります。
コンピュータが文字を扱うときは文字を数値に変換するエンコードを行い、
画面に表示するときに私たちが読めるように文字に変換し直すデコードが行われています。
文字化けはエンコードとデコードを異なる文字で行った場合に起こる結果となります。
HTMLやCSS、JavaScriptファイルを保存するときは、
通常UTF-8形式で保存します。