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【塩麹】作り方と活用方法

 

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万能調味料と言われている塩麹の

作り方、使い方を解説していきます^^

塩麹とは

塩麹はとてもシンプルな材料で作られる調味料です。

材料は米麹と塩、水だけ。

麹とは、麦や米などの穀物や豆類を蒸したものに

麹菌という微生物を繁殖させたものです。

 

麹菌は食べられるカビで、日本では古くから麹を食事に取り入れてきました。

麹菌は味噌や醤油、日本酒、焼酎、泡盛などに使われています。

 

塩麹は万能調味料としてブームになりましたが、

料理が美味しくなるだけではなく健康を増進する効果もあります。

塩麹にはアミノ酸やビタミン等が多く含まれているほかに

消化酵素であるアミラーゼやプロテアーゼ等が消化を助ける働きがあると言われています。

 

塩麹の効果
    • 美肌効果
      ビタミンB2やB6がタンパク質の代謝に関与する成分。
      肌や粘膜を健康に保つことが期待できる。
    • 疲労回復
      塩麹に含まれるビタミンB1が糖質をエネルギーに変えるのを助ける働きがあり、
      効率的にエネルギー代謝が行われ疲労回復の効果が期待できる。
    • 整腸作用
      善玉菌のエサとなるオリゴ糖を作る酵素が含まれているため、
      継続的に塩麹を摂取することで善玉菌の働きを助ける効果が期待できる。
    • 免疫力向上
      免疫細胞の多くは腸に存在するため、
      腸内環境を整えることによって免疫力を高めることができる。
    • 食材を柔らかくし、旨味アップ!
      麹菌にはタンパク質を分解する作用もあり、塩麹にお肉を漬けることで
      柔らかい肉質にすることができ、分解されたタンパク質は
      アミノ酸等の旨味成分を生成するので食材の旨味を増すことができます。

 

混ぜるだけで簡単!塩麹の作り方

材料はこれだけ

【生こうじの場合】

・生麹・・・200g

・天然の塩・・・60g

・水・・・200ml

 

【乾燥こうじの場合】

・乾燥麹・・・170g

・天然の塩・・・60g

・水・・・230ml

作り方

1.麹と塩をボウルに入れよく混ぜます

麹がかたまっている場合があるのでしっかりとほぐし、

まんべんなく混ぜます。

清潔なスプーンや手で混ぜてもOK。

2.水を加えて混ぜます

ボウルに水を加えて塩の粒感がなくなるまで混ぜます。

水は水道水ではなくミネラルウォーターを使用する方がおすすめです。

 

3.保存容器に入れ、蓋をし常温で発酵させます

保存容器は清潔なものを使用します。

(煮沸消毒やアルコール消毒をしておくと良いです)

発酵中にガスが発生することがあるので

蓋は密閉せずに少しゆるめておきます。

■容器は下記のようなものでOK!

 

直射日光の当たらない場所で常温で発酵させます。

※夏の場合は約1週間、冬の場合は10日〜2週間程

1日1回全体に空気が入るようにかき混ぜます。

水位が下がっている場合は水を加え、麹が水に浸っている状態を保ちます。

 

4.甘い香りが出てきたら完成です

発酵が進むと麹の粒が潰れて柔らかくなり、

バナナのような甘い香りがしてきます。

気泡が少し出てきているようであれば味を確認し、

甘味と旨味が感じられたら完成です。

完成した塩麹は冷蔵庫に保存し、約1年以内に使い切ってください。

発酵を止めたい場合は冷凍庫に保存してください。

 

ペースト状にすることでさらに使いやすく

市販の塩麹のようにミキサーやブレンダーで

ペースト状にすることでさらに使いやすくなります。

 

塩麹の使い方

塩麹を使った料理を美味しくする基本の比率は「10:1」と言われています。

お肉や魚100gに対して塩麹10gが適量となります。

「塩の代わりに塩麹を使う」というイメージで使ってみてください。

我が家では他にもドレッシングなどにも使用しています^^

 

まとめ

塩麹に含まれる麹菌の働きによってお肉などのタンパク質を分解する酵素を生成するため

食材を柔らかく、旨味を増す効果があります。

また、ビタミンBなどの栄養成分が含まれているため健康効果も期待でき、

ダイエットにも最適です^^

上手に取り入れることで健康的な食生活を送ることができます。

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