「一眼レフ」と「ミラーレス」カメラがあるけど何が違うの?
「どっちを買った方がいいの?」
といった疑問の手助けになればと思います^^
一眼レフとミラーレスの違い
デジタルカメラの中には大きく分けて3種類のカメラがあります。
・コンパクトデジタルカメラ
・ミラーレス一眼レフカメラ
・デジタル一眼レフカメラ
大きな違いは
『レンズが交換できるかどうか』です。
コンパクトデジタルカメラはレンズを交換することができませんが、
デジタル一眼レフカメラ、ミラーレス一眼レフカメラはレンズを交換することが可能です。
さらに、デジタル一眼レフカメラとミラーレス一眼レフカメラは
どのように違うのかというと
カメラ本体の中にミラーがあるかどうかです。
ミラーレスカメラは名前の通り、ミラーがありませんので写真を撮る時は
レンズから入った光を映像に変換します。
【ミラーレスカメラの長所】
・デザインが豊富で好みのものを選べる
・サイズが小さくで軽いので持ち運び安い
【ミラーレスカメラの短所】
・充電の減りがやや早い
・シャッターを押してから少しタイムラグがある
一方で一眼レフカメラはレンズから入ってきた光をミラーで反射させています。
【一眼レフカメラの長所】
・交換レンズが豊富にある
・充電が長持ちする
・ファインダーがあるのでピントを合わせやすい
【一眼レフカメラの短所】
・ミラーレスカメラと比べてサイズが大きくで重い
ミラーレスと一眼レフどっちを選べばいいの?
カメラの選び方としては
旅行などで出かけた際に気軽にカメラを持っていきたい方は
「ミラーレスカメラ」
子供の運動会やペットなど動きのある被写体にピントを合わせやすいのが
「一眼レフカメラ」となります。
自分に合ったカメラを探してみてください!
一眼レフカメラで撮影する際に活用する設定
露出の設定
「露出」とは写真の明るさを指します。
露出補正をプラスにすることで写真を明るく、
マイナスにすることで暗くすることができます。
ISO感度の設定
「ISO感度」は光の量を調節する機能を指します。
デジタルカメラはレンズを通して光を取り込み、
その光をカメラ本体のセンサー部分に当て
当たった光を電気信号に変換することでファインダーに投影しています。
ISO感度を上げると、センサーに入ってきた光を
あえて増幅させるため、写真が明るくなります。
ISO感度の基準値は100でそこから数値が上がれば上がるほど
取り込んだ光よりも明るい写真に仕上がります。
そのため、ISO感度を上げることで
暗い場所での撮影も明るい仕上げにすることができます。
ですが、ISO感度を上げることで明るくなる反面、
写真にノイズが入りやすくなり、画質が荒くなってしまいます。
シャッタースピードの設定
「シャッタースピード」とは、
カメラに光を取り入れる時間を調整する装置の
シャッターを開け閉めする時間間隔のことを指します。
シャッタースピードが早い場合は、1/100秒や1/1000秒と表示され、
分母の数が大きくなるほど早いシャッタースピードで撮影することができます。
1/1000秒は0.001秒となるので高速シャッターとなります。
逆に1秒以上の時間をかけてシャッターを切るという設定も可能です。
シャッタースピードを増減させることで
動きの表現のある写真を撮影することができます。
シャッタースピードを速くする場合は、
一瞬を撮影するため、ぶれにくい写真を撮影できます。
車や動物、スポーツなどの早く動く被写体を撮る時に活用します。
逆にシャッタースピードを遅く設定する場合は、
シャッターの開閉時間が長くなるためぶれやすくなるため、
ぶれないように三脚等で固定する必要があります。
また、意図的にぶれた写真を撮影したり、
取り込む光の量が増えるので明るい写真を撮影することができます。
滝などの流れる水や星などを撮影する時に活用します。
F値の設定
「F値」とは、focalの略で日本語で絞り値を指します。
絞りとはレンズから入る光の量を調節する部分です。
レンズ内の絞りをコントロールすることで
光の入る穴の大きさを調整します。
F値を小さくするということはあまり絞らないということになりますので
光の入る穴の大きさが大きくなり、光を取り込む量が増えます。
逆にF値が大きくなるほど、穴の開きが小さくなるため
光の取り込む量が少なくなります。
F値を小さくすることで、光を多く取り込み明るい写真になるとともに背景をぼかしやすくなります。
背景やぼかしたいものがある場合はF値を小さくして撮影することがおすすめです。
F値を大きくすることで、写真は暗くなり、
景色全体をくっきりと撮影することができます。
設定を変更してみて
自分の撮りたい写真の雰囲気の設定を見つけるのも楽しいですよ^^